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タンザニアでのスクマな毎日
ニンド母子保健棟にソーラーシステム設置
改修されたニンド保健センターの母子保健棟に、念願のソーラー(太陽光発電)システムが設置されました!
130ワットのパネル(なんと日本のSharp製です)を8枚という規模。これで、夜でもケロシン(灯油)ランプではなく、十分な明るさのある電灯の光の下で分娩できるようになります。これまでは、夜間に分娩した妊婦さんには灯油代の負担をお願いしていたようですが、その必要がなくなります。



実はソーラー設置に至るまでの道のりは容易なものではありませんでした。そもそも太陽光発電について基本的な知識もなかったので、ウェブで調べたり、JICAの太陽光発電のプロジェクト関係者や専門家にお話しを伺いに行ったり(何人もの方に大変親切に教えていただきました!)して、できるだけ情報を集めました。次に現地で太陽光システムを扱う業者を調べ、複数の見積もりを取り付けました。が、これが曲者で、同じ条件を提示しているにも関わらず、各業者が提案してきた見積もり内容(特に規模)が大幅に異なるのです。そこで、日本で懇切丁寧に太陽光の基礎から教えて下さった専門家の方に、さらにそのご厚意に甘えて、逐次情報を共有し助言を頂きました。どうやら電力需要から必要な設備の規模を計算する時の計算方法が絶対的なものがないことも理由の一つのようですが、一番頭が痛かったのは、どの業者も知識と技能に不安を感じるということでした。

最終的には、中でも一番信頼できそうな業者で最も安価な見積もりを出してきた業者(どうやら太陽光発電の分野ではタンザニアの中でも最大手)から調達することに決め、なんとか年内の設置が実現しました。
これで、施設で出産しようという妊婦さんが、さらに増えることを願いつつ。。


# by joimao | 2011-12-24 22:28
村での母子保健促進のためのネットワーク強化
「村のお母さんたちがみんな保健施設で出産するようになるためには、どうすればいいか」

村長や村議長を含む村のプロジェクト運営委員会メンバー、CBSP(保健ボランティア)、保健スタッフが一堂に会するワークショップで、そんな問いを投げかけて、村の母子保健の現状、課題と対策について話し合う機会を設けました。半日のワークショップの最後には、各村ごとのアクションプラン(活動計画)が策定され、みんなの前で発表されました。

また無償で活動するCBSPには、村人からのサポートが重要であることを強調した結果、いくつかの村ではCBSPが長期に渡って活動を継続できるよう、彼らの活動が村人にきちんと認知されるよう村の会合で紹介する、村人がCBSPの活動を応援するよう促す、といった計画が立てられました。



今後、フォローアップをするとともに、また1年後には同じメンバーで集まり、進捗や成果、課題についてみなで振り返る機会を持つ予定です。
# by joimao | 2011-12-15 22:21
教材を使った健康教育
地域の女性たちに、単に「出産までに最低4回は産前健診に行くように」とか「自宅ではなく保健スタッフの立会いのもと施設で分娩するように」と言っても、その理由(出産には常にリスクが伴うので、専門家である保健スタッフに定期的に診てもらう必要がある、など)がしっかり理解されなければ、行動を変えるのは容易ではありません。
そこで女性たちの行動変容につながるような健康教育が重要になります。プロジェクトでは、保健スタッフが主に施設で行うもの、そして母子保健ボランティアが村で行うもの、の二本立てでアプローチする必要があると考え、それぞれに研修を実施しました。

まず保健スタッフ。日頃リプロダクティブヘルスのサービスを提供する、いわゆる実務者を対象に、3日間で2つのIEC/BCC教材を活用した健康教育セッションが実施できるようになることを目指しました。そのうちの1つの教材(マギーエプロン)については、母子保健ボランティアにも教えられるように、ということで指導者研修(TOT)の位置づけもありました。
結果、出席した保健スタッフは限られた時間を最大限使って、何度かみんなの前で実演してコメントをもらいながら、3日目には見違えるように上手になりました。



次に母子保健ボランティア(CBSP)。こちらも同じく3日間で、1種類の教材(マギーエプロン)に特化した内容でしたが、人前で話すことに慣れているボランティアさんなど、何人かはとても堂々と、立派にセッションを実演していました。



保健スタッフ、ボランティアさんとも、最後に活動計画を作って研修終了。これから彼らがどんな健康教育活動を展開してくれるか、とても楽しみです。
# by joimao | 2011-11-23 22:01
ボランティアさんの足となる自転車
8~9月にかけて養成された母子保健ボランティア(CBSP)さんたちが、村で家庭訪問などの活動に使うための自転車を供与する計画がありました。ジョイセフが日本の自治体と連携して再生自転車を途上国に寄贈するムコーバ(MCCOBA)を通じて、海上輸送は日本郵船グループさんの協力を得て、ダルエスサラーム経由ではるばるシニャンガまで、再生自転車がやってきました。再生自転車と言いながらも、きちんと整備されて古い部品などは新しいものに交換されているので、みんな「新品じゃないの?」と驚いていました。シニャンガでは多くの中古自転車が売られていて、かなり古びたその自転車に慣れたみんなの目には、どう見ても新品にしか見えないようです。

既に養成された計60名のボランティアさんたちに、プロジェクト地区の中心であるニンド保健センターに集まってもらい、1台ずつ確認しながら供与。
さすがに60名全員が一同に集まると結構迫力があります。みんなピカピカの自転車にとっても嬉しそうです。





赤ちゃんをおんぶしたお母さんのボランティアさんも、颯爽と乗りこなして帰って行きます。みんな長いスカートで裾を巻き込まないのが不思議。







移動手段がないと村での活動は大変、と言っていたボランティアさんたち、これからこの自転車を大いに活用して村で活動して行って下さいね!!
# by joimao | 2011-11-10 21:45
ニンド保健センター母子保健棟改修完了!
途中経過をお伝えする、、と言いながら、すっかりご報告が遅れてしまい、申し訳ありません!!母子保健棟の改修工事が無事完了しました。




基本的にはもともとの構造を変えずに、老朽化していた壁の修復と窓扉の取り換えを行いました。が、建物の片面だけ屋根を高くして、もともと一段だった窓を二段にしました。これにより建物内の採光と換気が格段に向上しました。また、これまで妊産婦さんたちは廊下や敷地内の木陰などに座って健診を待っていたのですが、入口に隣接する待合所を設置し、屋根の下で快適に待つことができるようになりました。



保健センターまで来ていたものの母子保健棟には引かれていなかった水道も完備されました。



次の計画は太陽光設備を設置して、夜間の分娩でも、灯油ランプではなく電灯のもとで出産できるようにすることです。
# by joimao | 2011-11-03 21:35
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